平安時代、都城(宮崎県)に日向・薩摩・大隅にまたがる日本最大の荘園「島津荘」があり、鎌倉時代に源頼朝からここの地頭を任じられた事から島津の歴史が始まりました。
都城島津邸は明治12年に建設された都城島津家の本宅で、国の登録有形文化財になっています。
ここが入り口・冠木門。

島津邸の案内図。

都城島津の史跡ネットワーク案内です。

ボランティアガイドさんがいて無料で案内してくれますが、邸内にある伝承館と本宅は観覧料が必要。

右から厩(島津農芸館)、剣道場、石蔵です。

正面が伝承館、左の建物が本宅。

島津農芸館、ここにボランティアさんがいます。

剣道場。示現流の稽古をしたのでしょうね。

石蔵。カフェになっています。

伝承館。平成22年に新築されています。

展示されていた島津の家紋。本宅の家紋に対して、外の「丸」の字と、中の「十」の字に隙間があります。

その辺の違いの説明です。なかなか面白い。

本宅に向かいます。一ッ葉の樹が立派。

正面入り口。

和室。

透かし彫りの欄間。

島津氏の系譜です。初代・忠久は鎌倉時代、下にいって16、17代・義久、義弘は関ヶ原の時代ですね。

次の三枚は邸内から見た庭園です。




毘沙門天。武運長久、お家を守っているのでしょうか。

庭園から見た本宅です。

島津の歴史に触れたくて訪れました。本家の仙巌園(磯庭園)と比べると規模は小さいですが、なかなかきれいな日本庭園です。
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