焼酎好きならご存知の方が多いと思います。南さつま市笠沙の黒瀬集落は焼酎造りの杜氏「黒瀬杜氏」の源流です。その焼酎蔵にやってきました。

中に入ります。

焼酎造り伝承展示館。焼酎造りの歴史、黒瀬杜氏の系譜、そして今の焼酎造りを見ることができます。

展示館の入り口。

入場料は大人300円。

昔の焼酎造りの道具が展示してあります。これはイモ洗い器。

「らんびき」という江戸時代の蒸留器。

古い時代のいろいろな形の蒸留機が並んでいます。左端は「粕取焼酎蒸留機」。焼酎の事を昔は「粕取(かすとり)」と言っていました。

黒瀬杜氏の系譜です。歴史をさかのぼると三人に行きつくそうです。

いくつかの焼酎蔵のHPに紹介されている杜氏の方の名前をここで見つけることができました。

現在ここで焼酎を造っています。左の石蔵は麹室。奥にあるのが芋蒸機。手前に一次発酵、二次発酵の甕壺が並んでいます。

木の蒸留機。

上から見たところです。

入口のショップです。

今回はこの三本を購入しました。左から黒麹の「薩摩すんじら」、白麹の「黒瀬杜氏」、黄麹と白麹の「笠沙恵比寿」です。

「薩摩すんくじら」の裏レベルです。「すんくじら」とは鹿児島弁で、片隅または端っこの事を言い、笠沙町黒瀬地区が鹿児島県の西南端に位置することから名づけられています。

南さつま市には七つの焼酎蔵があり、毎年七つの蔵を飲みまわるイベントも行われています。
杜氏の里笠沙のURLはこちら