今が旬の伊勢えびを食べ東シナ海に沈む夕日を見たくて長島へ、そして天草に渡って世界遺産・崎津教会を巡る一泊二日のドライブに夫婦二人で行ってきました。
鹿児島から黒之瀬戸大橋を渡って長島の道の駅「だんだん市場」に着いたのがお昼前。この道の駅には食堂がないので、近くの「いけすの山和」でお昼。
煮魚定食と刺身定食で腹ごしらえ。
先回針尾公園方面には行ったので、今回一日目は、長島中央にある標高394mの「行人岳」に行き、西海岸の蔵之元でグラスボートに乗り、国道389号線を南に「長崎鼻灯台公園」、そして本日の宿「夕暮荘」で東シナ海に沈む夕日を見て伊勢えびに舌鼓を打つコースです。途中、長島の焼酎蔵もめぐります(焼酎蔵についてはこちら)。
行人岳です。行人岳は長島の山岳信仰の聖地で、江戸時代は修験道の場でした。頂上には蔵王権現や不動尊がまつられています。ここからの眺望は大変すばらしく、天草の島々や出水、水俣、遠くは島原(雲仙岳)や霧島(韓国岳)まで見渡せます。また、毎年2月中旬から3月にかけて、ツルの北帰行が観察でき、多くの見物客が訪れます(長島町ホームページ)。ここには針尾公園と同じく個室の中から絶景を見晴らせる水洗トイレも完備されています。
八代海と天草の島々が見渡せる絶景です。天気が良ければ遠くに雲仙岳も見えるはずですが・・・。
不動明王。
お地蔵さま。
鐘突堂。自由に鐘を突けます。
蔵王権現様が祀られているお堂の中。
蔵王権現の縁起。
海の反対側には風車が見えます。風車を見る「毎床風車公園」とか「ながしま風車公園」がありますが、今回はパス。
行人岳を後にして蔵之元の長島海中公園に向かいます。蔵之元からは天草・牛深へのフェリーが出ています。
蔵之元のグラスボートのえびす屋さん。グラスボートって、Glass bottom boat というのですね。
この船に乗りました。
平日で乗客は我々を入れて夫婦二組・四人だったせいもあり、時間を気にせずゆっくりと丁寧にいろいろとめぐってくれました。
その名の通り、船底はガラス張り。行ったのが運よく干潮の時間帯で、より間近に海中を見ることができました。これはテーブルサンゴ。クマノミなどの魚が泳いでいるのも見えました。
赤い珊瑚。
蔵之元から南へ向かって、長崎鼻灯台公園です。ここからの夕日も素晴らしいようですが、時間はまだ16:30頃で日の入りまで時間がありました。
明治30年の灯台はこんなだったそうです。
本日の宿「夕暮荘」。
宿から5分ほど歩き、東シナ海に沈む夕日を見に行きます。
もう一枚。
後は風車の丘。
お待ちかねの伊勢えび。やはりお刺身ですね。まだ、ひげや足が動いています。
宿の夕食のおかず。ほかに、天ぷら、ぶりのカマを焼いたもの、茶わん蒸し等がつきます。
刺身でいただいた後の伊勢えびはお味噌汁で出てきます。
これは朝食。民宿だからこんなものかな。
明日は、8時過ぎに宿を出て、9時のフェリーで天草・牛深港に渡ります。