鹿児島県の最北端にある町・長島町に、長島研醸はあります。
昭和42年2月、長島町にある五つの蔵元(宮内酒造株式会社・宮乃露酒造株式会社・長山酒造有限会社・杉本酒造株式会社・南洲酒造合資会社)の共同瓶詰工場として長島研醸有限会社は設立され、五つの蔵元がそれぞれの伝統と技で醸し出した焼酎を巧みにブレンドし、『さつま島美人』をはじめ『黒島美人』『さつま島娘』『島乙女』『だんだん』すべての銘柄が、五つの蔵元の原酒をブレンドした焼酎で造られています(長島研醸URLから)。
長島研醸の社長は五つの蔵の持ち回りだそうです。

ここが長島研醸。五つの甕に「長島研醸」の文字が書かれています。

裏側には五つの銘柄が書かれています。「さつま島美人」は全国区の銘柄ですね。


ここで、五つの蔵の焼酎をブレンドし、瓶詰しています。瓶詰の所を見せていただきました。

こちらは、五つの蔵の一つ宮内酒造さん。

事務所の裏に工場と貯蔵タンクがありました。前の畑は、長島特有の赤土、さつま芋かジャガイモの畑でしょうか。

入口に甕が並んでいます。

蔵の見学は、社長さん自ら案内して頂きました。
蒸した米と麹を右のドラム型の機械で混ぜていきます。

そして三角屋根の麹室で成長させます。

一次発酵のタンク。

二次発酵のタンクでは泡がブクブクと発酵の最盛期。

最後の蒸留器です。

長島研醸では小売りはしていないので、すぐ近くの酒屋、「山角酒店」さんを紹介して頂きました。

今回購入した焼酎です。左から鹿児島県限定販売の「鹿児島美人」、長島町小売り限定(島内限定)販売の「さつま島娘」、甕長期熟成「さつま島美人」原酒37度。

「鹿児島美人」の裏ラベル。

「さつま島娘」の裏ラベル。

「さつま島美人(原酒)」の裏ラベル。

「さつま島美人(原酒)」は箱に入っていて、箱の箱書きです。

今回は一つの蔵元しか回れませんでしたので、残る四つの蔵は次回。