甑島二泊三日の旅、二日目、午前中断崖クルーズに参加し、午後下甑島に、そしてまた上甑島の宿に戻ります。

甑島断崖クルーズは今回の目玉の一つ。下甑島の西海岸の断崖・奇岩を船で遊覧します。断崖の高さは高いところで200m、一番古い地層は約8,000万年前です。
観光船が出発する中甑漁港のコシキテラス。乗船券売り場とショップや食事処があります。

クルージングの乗船券。朝10:20発、所用時間1時間、現場まで15分、着いたらスピードを落とし船のデッキに出て30分遊覧、そして帰りに15分といった感じです。

観光船「かのこ」。これに乗ります。

船の中から見た甑大橋。このあたりから断崖に近づいていきます。

断崖や奇岩が目の前に見えるところまで来ると、船はスピードを落とし、デッキに出ます。もちろんライフジャケットを着て。

鹿島断崖。海上200mの断崖で、約8,000万年前・白亜紀終わりころの地層。

地層をアップ。

地屋崎の奇岩・大岩。

鹿島断崖を振り返ります。

こんな岩も。波が静かな時は、岩の間をカヤックでいくツアーもあるそうです。


地屋崎の奇岩を反対側から見たところ。クジラに見えます。

鶴穴。

中の洞窟をアップしました。

30分ほどの遊覧の後、また船の中に戻り帰路へ。途中、甑大橋をくぐってくれます。
真下から見た甑大橋。

海から見た、鹿の子大橋。

そして甑大明神橋。

クルーズを終え、甑列島にかかる三つの橋を見ながら下甑島に向かいます。
甑大明神と甑大明神橋(全長420m)。吊り橋です。

橋の入り口にある甑大明神の鳥居。

かの子ふれあい広場公園から見た鹿の子大橋(全長240m)。

下甑島に渡り、鳥の巣山展望所から見た甑大橋(全長1,533m)。鹿の子百合のお花畑もあります。甑大橋のビュースポットです。

下甑島を南下し、長浜港を経て手打エリアまで行きます。大体50分くらい。
まず、手打漁港にある「てうちん浜や」で昼食。ネットではショップもあると書いてありましたが、コロナの影響で観光客が少ないのか、やってませんでした。


メニュー。

冷やし中華をたのみました。おにぎり付きです。

おなかもいっぱいになったところで、今回の目的の一つ、甑島に二つある焼酎蔵の二つ目、吉永酒造に行きます。吉永酒造では、うまく蔵の見学もできお目当ての焼酎を買う事ができました。詳細はこちらをご覧ください。

長浜の方に少し戻り、瀬尾(せび)観音三滝に向かいます。瀬尾の滝です。55mの高所から一の滝、二の滝、三の滝と三段で落ち、これは一番下。上の滝への道もありましたが、この暑さでやめました。若い頃なら行ったのだけどなあ。

瀬尾の滝の案内板。ところで「へごの樹」ってどれだろう。周りの樹木かなあ。

隣にある観音堂です。あまり手入れされてませんでした。


甑島は知る人ぞ知る、恐竜の化石が出土しているホットスポットです。上甑島の宿に戻る途中、鹿島町の薩摩川内市鹿島支所にある「甑ミュージアム 恐竜化石等準備室」に立ち寄ります。支所の玄関を入ると右手にすぐ恐竜の骨格模型が出迎えてくれます。

鹿島断崖と化石の説明です。

甑島初の恐竜化石が発見されました。

絶滅直前の恐竜化石だそうです。

これがその化石。レプリカでしょうね。

二日目の宿が下甑島に取れなかったので、南北約50km、行って帰ってとちょっと無駄な時間でもありますが、青い空、澄んだ海の景色の中を快適にドライブしてゆったりと楽しむことができました。甑島良いですね。