甑島にある二つの焼酎蔵の一つ吉永酒造です。
ここが吉永酒造。下甑島・手打港にあります。正面が蔵、左側の建屋が事務所になっています。

ドアを開けると、造っている焼酎がずらり。小売りもやっています。

声をかけ、出てきた上品な御婦人(多分先代のおかみさんでしょうか)に、蔵の見学をお聞きすると、まだ仕込み前で散らかっているけれど覗くだけならという事で、蔵を見せていただきました。
蔵の中はきれいに整理されています。最近改修されたのでしょうか、新しい設備が並んでいます。右側に芋蒸し器と米蒸し器、奥に麹室(室で製掬しています)、写真に写っていませんが右手前に蒸留器が並んでいます。

左側には一次、二次発酵の甕壺、奥の方に貯蔵タンクがありました。思いがけず蔵を見学でき、幸せなひと時でした。

今回購入したのはこの四本。左から「初代・五郎」、「こしき・亀五郎」、「その名は・甑州」、「こしき・おと姫」。いずれも米麹は国産米を使用しています。

「初代・五郎」のラベル。仕込み水は佐ノ浦伏流水・螢水、黒麹です。

「こしき・亀五郎」のラベル。仕込み水はこしき海洋深層水、白麹です。

「その名は・甑州(そしゅう)」のラベル。仕込み水は佐ノ浦伏流水・螢水、白麹です。

 

 

 

 

 

 


「こしき・おと姫」のラベル。3年熟成した焼酎です。黒麹仕込み。


箱と一緒に並べました。

王冠の甑島。

甑島の二つの蔵、塩田酒造は北の上甑でタイ米を使用し、吉永酒造は南の下甑島の一番南で国産米を使用している対比も面白いです。