大きな蔵です。昭和45年、伊佐市の酒造会社11が「伊佐錦」を統一銘柄として事業会社を作り、平成19年に現在の株式会社に組織変更しました。国道267と447が交わるところに本社があります。正面入り口を入ったところに受付があります。訪れたのは12時過ぎで昼休みの最中でしたが、蔵の見学がしたいと話すと、丁寧に「工場は別の第二蒸留所にあるので見学できるかどうか確かめます」と工場に電話してくれ、工場への行き方の載った地図をもらい道を教えてくれました。すごく親切で、感じの良い会社です。
第二蒸留所は本社から10分ほど車で行ったところにあります。遠くから見てすぐわかる大きな蔵です。
第二蒸留所の看板がある入り口。
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ここが入り口。敷地に入ると案内の方が待っていてくださいました。
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早速、蔵の見学。この蔵では、地下100mから湧き出る清水をオゾン殺菌してし仕込みと割水につかっています。また、湧き出る清水は一般の方も自由にくめるとの事でした。訪れた日は3月なので、本格的な焼酎造りはおしまい。建屋の外にはネットがかかっています。
これは、米を蒸す機械。
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蒸した米と麹を回転する円盤で混ぜる機械。
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二次仕込みタンク。
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蒸留器が並んでいます。
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第二蒸留所で造った焼酎はタンクローリーで本社に運び、瓶詰しラベルを張って出荷されます。
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工場の外には、貯蔵タンクが並んでいます。奥の上部が黒いタンクが焼酎の貯蔵タンク。手前の大きなタンクは焼酎もろみの絞りかす用で、豚の飼料となります。豚さんは一度供給をやめると食べなくなるそうで、シーズンオフでも飼料用に焼酎を造っているんですとのことでした。
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事務所に戻ります。見学者に、ここでビデオ等を見せてくれます。
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統一される前の11の酒造会社時代の焼酎が展示されていました。
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大口酒造の焼酎。
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大口酒造の代表銘柄は「伊佐錦」ですが、普段よく飲んでいるので、今回は次の三本を購入しました。
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左から、白麹と伊佐米を使った伊佐地区限定の「伊佐舞」。
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真ん中は、オレンジ色をしたさつま芋「ハマコマチ」を使った「伊佐小町」。
右は、三年甕貯蔵した黒麹仕込みの「甕伊佐錦」。
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大きな蔵ですが、すごく親切で感じの良い蔵でした。
大口酒造のURLはこちら。