濱田酒造には主力焼酎「海童」を造っている傳藏院蔵、手造り焼酎の伝兵衛蔵、黄金麹で造った焼酎を金山坑道内で貯蔵する金山蔵の三つの焼酎蔵があります。このうち伝兵衛蔵と金山蔵は蔵にぶらりと行って見学することができます。傳藏院蔵は見学の問い合わせをすれば見せてもらえるようです。
今回訪問したのは、国道3号線から川内方面に車で10分ほど行ったところにある金山蔵。看板が出ているのですぐわかります。昔ここに串木野金山がありました。
金山蔵です。
入り口を入ったところの受付でトロッコの見学を申し込みます。入坑料金は大人720円。
こんなチケットを渡されます。
時間が来るまでショップをぶらぶら見学。
トロッコ乗り場入り口。
トロッコに乗り込み出発。
坑内への入り口。
おおよそ600m、10分くらいの距離です。
降りたところに、金山の案内図があります。串木野金山は総延長120kmあったそうです。坑内の温度は19℃前後に保たれています。
麹室。
金山蔵で造る焼酎の特徴の一つ「どんぶり仕込み」。
甕で発酵しています。
もう一つの特徴。「かぶと釜式蒸留器」で蒸留もやっています。
造った原酒は坑内で貯蔵。紫外線が入らず貯蔵に適しています。
個人特注の焼酎もここで保存します。
坑内には、串木野金山だったころの施設等も残されています。元のダイナマイト庫跡。
採掘した金鉱石を運ぶためのモータ。
島津義弘公を祀った開運神社。右にあるのは金鉱石で、これを触ると金運が付くそうです。
黄金観音像。
今回次の二本を購入しました。金山蔵のもう一つの特徴は、黄金麹を使っている事です。
右が黄金麹仕込みの「金山蔵」。裏のラベルに黄金麹の説明があります。
左がこれを坑洞内甕貯蔵したもの。
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