いちき串木野市にある霊峰冠嶽(冠岳)は、南九州古代山岳仏教発祥縁の地であり、真言密教の地としても知られ、また不老不死の霊薬の言い伝えがあるほどの薬草の宝庫です(鹿児島県観光サイト鹿児島の旅)。冠岳登山コースも整備されていて、麓には見どころがたくさんあります。鹿児島では少ない秋・紅葉がきれいなところです。紅葉を見に行きたかったのですが、なかなか行きださなくて、先日12月9日、行ってきましたが、残念ながら一週間ほど遅かった。
冠嶽園・冠嶽神社・冠岳花川砂防公園、ここから三キロほど離れた冠嶽山鎮国寺頂峯院・冠岳展望公園・徐福像と回ってきました。

今回はその前半。
県道39号線を案内に沿って行くと冠嶽園、冠嶽神社、冠岳花川砂防公園がひとまとまりであります。駐車場に車を止めて、こちらが冠嶽園。「冠岳」を縮景とし、頂峯院跡地に設けられた中国風庭園です。

冠嶽園。石段を登っていきます。

左手側に紅葉がまだ残っています。

頂峯院跡地に設けられたことが書いてあります。

園の中に入ります。

中国風庭園ですね。


向うに見える建物の赤い扉の先は冠嶽神社につながっています。

少し小高いところにある望苑臺です。苑全体を見渡すことができます。ここの紅葉もまだ残ってました。

建物の中。日中友好の展示があります。


次に冠嶽神社。駐車場から参道を、花川橋を渡った先に鳥居があります。

紅葉がきれいです。一週間早ければもっときれいだったのでしょうね。

鳥居。

冠嶽神社。両側に狛犬が。中国で作られたもので、表情が日本の狛犬とちょっと違います。

参道に戻ってもう少し登ります。ここの紅葉もきれいそうですね。


これは砂防ダム。面白いですね。石でできています。参道の右側には、山岳信仰にちなんだいろいろなスポットがあり、なかにはそこまで鎖を使う急斜面を登るところもありました。

道路を挟んで冠嶽園の反対側に冠岳花川砂防公園があります。
ここも中国風庭園で、10本の年代橋というのがかかっているそうですが、今回は割愛、また、次回詳しく見て回るつもりです。
イチョウの右側に中国風建物が見えます。

イチョウはまだきれいですね。

紅葉はまだ残っていましたが、ちょっと遅かったですね。来年もう一度来ましょう。