加治木まんじゅうは、加治木(姶良市)定番のお土産で、小豆あんをもち米と麹に甘酒を混ぜ込んだ生地で包んだおまんじゅうです。戦国大名の島津義弘公が加治木のお城に移ってきた際、1606年から2年かけて「らんかんばし」という石橋を造らせた時に、工事をする皆さんにお茶うけとして出したものがその始まりと伝えられています(姶良市観光協会パンフレット)。出来立てで熱々を提供するのが加治木まんじゅうの特徴で、姶良市内には製造直売店が7店舗あります。

先日所用で加治木に出かけた際、7店舗の一つ「新道屋」さんで買ってきました。
新道屋さん。JR九州・加治木駅のすぐそば。お昼頃ですが、結構人が並んでいます。

出来立ての熱々を食べるために、販売の窓口に、「手作りの為三分ごとに二十個ずつあがります・・・」と書いてあります。行列ができるはずです。

家に帰ってさっそくいただきます。冷めないように一つずつラップで包んでありました。

お饅頭は薄い皮の中に餡子がぎっしり詰まっています。7店舗それぞれ作り方に工夫があるようで、これはこしあんかな。

うん、美味しかった。鹿児島のソウルフードの一つでしょうか。
1個100円(税抜き)。ちょっと前は90円でした。