知覧醸造、といっても蔵は枕崎に近いところにあります。訪問した日は快晴で開聞岳が良く見えました。知覧はお茶の産地で有名、手前に広がっているのはお茶畑です。

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ここが知覧醸造所。

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門を入った左の建屋が事務所と工場です。

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前日予約して訪問すると、社長さんが丁寧に案内してくれました。小さな蔵ですが、一緒に蔵を回ってお話を伺っていると、こういう焼酎を作りたいという思いが伝わってくる蔵でした。社長さんもイケメンでした。

麹の一次発酵。ぶくぶく泡が出ているところです。知覧醸造では、タイ米・長粒米を使っています。これまで私の認識不足で、タイ米を使うのはコスト減のためとばかり思いこんでいましたが、知覧醸造さんが作りたい焼酎には、タイの長粒米が一番いいとの事でした。汗顔の至りでした。

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緑のベルトコンベアでサツマイモの悪いところを磨きます。

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磨いた芋を小さくし蒸していきます。

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一次発酵した米麹に芋を加えて、二次発酵。ビニールカバーを開けてぶくぶくしている香りをかがせていただきます。

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発酵が終わるといよいよ蒸留。

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そしてタンクで寝かせます。

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今回購入した焼酎はこの二本。左が普段飲みの「武家屋敷」。飲みやすく、スーッと入ってくる焼酎です。

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右は、知覧にちなんだ焼酎「ホタル」。

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もう一本、左にある「茶」。社長さんがおっしゃるには、「焼酎にお茶を入れて飲む飲み方がありますが、こうするとどうしてもお茶が勝ってしまいます。そこでお茶とのバランスが取れた焼酎を作りたかった」。残念ながら、この12月に発売との事でした。是非この一本飲んでみたいと思っています。

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実際に蔵を訪問し、お話を伺っていると、焼酎を飲んだ時に、作られた蔵の思いが浮かんできて、また味わい深いものがあります。それを楽しみにいろいろ焼酎蔵を回っている次第です。

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