川内原子力発電所は鹿児島を流れる川内川河口にほど近い海岸部に位置し、川を挟んだ対岸に川内原子力発電所展示館はあります。
ここが展示館。年末年始を除き、毎日見学できます。一般の駐車場は100mくらい離れたところにあり、そこにトイレもあります。

建屋の右側の所から見た原子力発電所。ここは撮影スポットで、見学した日付の入ったプレートをもって記念撮影できます。手前の池は「みやま池」、元々あった池を整備したとの事です。

正面玄関。中に入って右側の受付で、見学を希望すると個人単位でも丁寧に中を案内してもらえます。所要時間は60分くらいです。

まず展望室に行き、発電所全景のジオラマの前で概要を説明して頂きます。このジオラマのみセキュリティの関係で撮影禁止。他は撮影可でした。
展望室から見た発電所。

発電所の説明パネル。

一階に戻り、実物大の外部遮蔽モデル。足元にある丸印に炉心までの距離が書いてあります。

放射線管理区域での作業員の服装モデル。

奥に進んで、実物大の原子炉容器模型。210×210mmの燃料集合体157体が入っています。

原子力発電所の仕組みのパネル。川内は加圧水型ですね。

20分の1の原子炉建屋の模型。

燃料集合体。

この一本一本の管の中にペレットが入っています。

放射線のお話。川内原子力発電所のレベルは自然レベルよりはるかに低いんです。


石油エネルギーよりもはるかにお得です。

現在の原子力発電所の状況です。

この日丁寧に教えていただき、原子力発電の事が良く判りました。原子力発電そのものについてはいろいろ賛否がありますが、原子力発電について知りたいときは一度訪れる価値がある施設でした。

ちなみに、発電所周辺の観光案内です。