鹿児島市中心部から30分程度の鹿児島市谷山にある本坊酒造・薩摩郷中蔵です。本坊酒造で見学できるのは、この他に屋久島伝承蔵があります。「郷中」とは薩摩藩の武士階級子弟の教育方法「郷中(ごじゅう)教育」に由来しています。

カーナビに従っていくと、大きな看板が出ているのですぐにわかります。

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観光客用に大型バスの駐車スペースもあります。ここが入り口。

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中に入ると、受付があり、まず10分程度のビデオを見せてくれます。

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次に、工程を順番に説明してくれます。一番左に麹を作るところがあり、換気と温度調節用のダクトが見えます。奥が麹室。

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奥に見えるベルトコンベアできれいに磨いたサツマイモを蒸し器に入れます。手前にあるのが二次発酵用のタンク。ちょっと見にくいですが、右端のタンク列、一番奥のタンク上に乗っているのが冷却用の錫製蛇管です。

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そして蒸留器。ここでも冷却用に錫製蛇管を使っています。

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現在ここで焼酎は作っていないようです。▼説明が終わると、試飲室へ。いつもながら、車で来ているので飲めないのが残念。

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後ろの壁には本坊酒造の焼酎やウィスキー、梅酒など製品が並んでいます。

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今回、購入した焼酎三本です。普段飲み用の主力銘柄は「桜島」。真ん中は、今年できたばかりの新酒。作ったばかりの焼酎には雑味が残っていて、ふつうはこれを数か月寝かしますが、最近は新酒のファンも増えているようです。

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新種のラベルには毎年「桜島美術展」で受賞した作品が用いられています。

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左側は伝統の技に新しい技を加えた桜島・新技。

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右側は、屋久島・伝承蔵で作られた甕壺仕込み「大自然林」。屋久島の木の香りが楽しめそうです。

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