アットスター株式会社は芋麹を使った全芋焼酎を造る数少ない蔵の一つです。前は、霧島市国分敷根の国道10号沿いにありましたが、今回訪れたのは、こちら横川蒸留所。 鹿児島市方面から県道55号を進み、丸岡公園(桜の名所です)の表示の所で県道50号に左折します。1kmちょっと行ったところ、丸岡公園の手前で左折します。細い道で分かりにくいのですが、人に聞きながら行ったところにありました。

ここが入り口。門柱の上に焼酎の甕壺がのってました。


工場と事務所。

扉を開けて中に入ったところが事務所。右側に作っている焼酎が無造作に置いてあり、小売りもやっています。

事務所の方に見学をお願いすると、気軽に案内して頂きました。 麹を付ける製掬機。ドラム式ですね。



さつま芋を加工する装置。


一次(左)と二次(右)の発酵用タンク。

蒸留器。

貯蔵タンク。

3月中旬だったので、もう生産は終わった様子でした。 今回買ったのは「薩摩さくら」、「蘭」、「蘭亭」の三本。

「薩摩さくら」のラベル。この焼酎は国産米と黒麹仕込みです。製造者が霧島市国分敷根の黄金酒造になってますね。

「蘭」のラベル。一次仕込みは乾燥芋チップを使った白麹仕込みの全芋焼酎です。乾燥芋という事は、さつま芋の季節だけでなく通年できるのかな?

製造者が霧島市横川町のアットスター株式会社になってます。

「蘭亭」のラベル。こちらも全芋焼酎ですが、さつま芋は従来通りの蒸し芋を使った黒麹仕込みです。
良く判りませんが、ラベルでは二つの蔵を使い分けているようですね。
それから横川蒸留所では、この春から2025年を目指してウィスキー造りを始めるそうです。鹿児島でもいくつかウィスキーにチャレンジする蔵があり、うまくいくことを願っています。