6月30日は一年の折り返し、全国各地の神社で「夏越の祓(なごしのはらえ)が執り行われます。境内に茅(ちがや)の大きな輪が設けられ、八の字を描くようにくぐり抜ける「茅の輪くぐり」は、年の前半の罪穢れを清めて災厄をはらい、残り半分も無事に過ごせるように祈る神事です。起源は1,000年以上前にさかのぼるそうです。
志布志市・安楽山宮神社では、例年、茅の輪くぐりを行っています。そして、この日、この時期に収穫される「志布志の夏そば」が奉納され、6月30日を皮切りに「無病息災を祈願する縁起物」として食されています(志布志市観光特産品協会パンフレット)。

志布志の夏そばは、全国で一番早い新そばでしょう。7月1日以降鹿児島県のAコープ、生協などを中心に販売されています。三年前に鹿児島に来た時からずーっと食べてみようと思っていたのですが、今年ようやく手に入れました。
志布志産のそばの品種は「春のいぶき」。写真下は、夏の新そばを7割使用した冷凍生そば。上・左は、しぶしの夏そば4割で手軽に茹でて楽しめます。いずれもそばつゆ付きです。上・右は、しぶしの夏そば粉・なつこです。私、そばを打てないので、友人のそば打ち名人に送って食してもらう事にしました。


4割そばを、もりそばで頂きます。通の方は、そばの量は三箸半、だそうですが、一人前100gでもうちょっと多い。

志布志の夏そばを食べて、コロナ退散としたいものです。