島津斉彬によって進められた集成館事業に良質な燃料を提供した巨大炭窯です。平成27年7月5日に、「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産として世界文化遺産に登録されました。
炭窯の想像復元図のところを拡大します。
この案内板の位置から見下ろした炭窯です。確かに巨大です。石垣が二重のらせんになっているのが分かります。
下に降り正面に回ります。10段以上の石で囲まれています。
入口部分を大きくします。アーチの所には石橋等で培われた薩摩藩得意の石組技術が駆使されているようです。
石窯へのアクセスです。県道220号線を登っていくと、下の地図に「現在地」と書かれた位置の少し手前に駐車場があります。案内標識が出ているのですぐわかります。今年(H30)5月にできた臨時駐車場のようです。寺山ふれあい公園からも行けますが、こちらの方がずっと近いです。
駐車場に入ると炭窯跡への標識が出ています。森林の中の遊歩道で、ここから下りになり、歩いて5分くらいです。駐車スペースは10台くらい。