南九州市・頴娃(えい)町付近をドライブしていると、茶畑の中に人目を惹く山が見えます。これが標高466mの大野岳。展望台からは開聞岳、池田湖、段々茶畑、遠くに桜島、指宿、知林ヶ島など360度のパノラマが素晴らしいところです。また、周辺に広がる茶畑も車を止めて写真撮影するお薦めポイントです。

山頂に到着。トイレの奥に大駐車場があります。

駐車場は広いです。

無人案内所のお触書。大野岳、釜蓋神社、番所鼻公園をまわる、三寿めぐりというのがあるそうです。

案内マップ。


案内板のすぐ右に見える、大野嶽神社経由で行きます。

社殿。

由緒書です。

左側にある、えい茶顕彰碑。頴娃はお茶どころで、知覧茶の統一ブランドで市場に出ています。当地の茶業振興のシンボルです。

ちょっと進むと鳥居があり、鳥居の向うに狛犬と二体の仁王像があります。昔はこちらが表参道だったのでしょうか?

仁王像と狛犬の説明書き。

仁王像と狛犬です。

廃仏毀釈で破壊された仁王像をアップしました。

神社を抜けると山頂への道に出ます。左の方に進むとだんだん広場、この上にも小さい駐車場がありました。右に進むと茶寿階段を登って山頂に行きます。

108段の茶寿階段の始まり。

茶寿って? 知らなかったです。
ちなみに、調べてみるとさらにその上、皇寿 111、大還暦 120歳との事です。

節目の階段には印があります。古希。

そして登り切った茶寿。

階段の途中にある休憩所。

ここからの景色もいいですよ。開聞岳と池田湖。

階段を登り終わると右・しろろ展望台、左・きらり展望台の標識があります。しろろ展望台に向かいます。あとでネットで調べると、きらり展望台からの眺めも素晴らしいとの事でした。

しろろ展望台です。

ここからの360度見渡せる眺めは絶景です。
開聞岳。

池田湖。

開聞岳と池田湖。

噴煙を上げる桜島。このところ桜島の活動が活発です。

眼下には段々茶畑が広がっています。大きな太陽光パネル発電所も見えます。

大野岳公園、素晴らしいところでした。是非おすすします。今回見落としたところもあるので、次回また来たいと思っています。
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