霧島の和氣神社はその名からわかるように和気清麻呂をまつった神社で、4月下旬から5月上旬にかけ藤の花で有名です。また、この地は坂本龍馬が新婚旅行に訪れた地で、すぐ下の犬飼滝とセットで訪れましょう。
国道223号から県道470号・霧島神宮/犬飼滝方向に入ると、2kmほどで右手に犬飼滝の滝見台があります。ここに車を止めて歩いて和氣神社に行くこともできますが、滝の見学は後にして、もう少し行くと左に和氣神社の標識があり、左折、登っていきます。この道は狭く、すれ違いができないので、係員の方が誘導してくれます。
着くとすぐに日本一の大絵馬が目に入ってきます。
大絵馬の案内を読んで和氣神社の成り立ちを勉強します。
和氣神社と和気清麻呂、坂本龍馬、島津斉彬公。
大鳥居から本殿へ向かいます。
本殿。両側に鎮座するのは狛いのしし。
和氣神社の由緒。
本殿の手前に白亥殿があり白猪の「和気ちゃん」がいます。
和気ちゃん。
ここは、坂本龍馬とお龍の日本最初の新婚旅行の地です。横に龍馬が詠んだ歌も書かれています。
参拝を終えて和気公園の藤の花を楽しみます。昨年は新型コロナで藤祭りは中止、公園にも入れませんでしたが、今年は大丈夫。
訪れたのは4月14日。満開のちょっと手前でしたが、いろいろな藤の花が咲き誇り、見事でした。花に近づくといい香りもします。
藤色の藤。
白い藤。
八重咲きの藤ってあるのですね。
春日大社の藤だそうです。
こちらは函館・五稜郭の藤。
公園の奥を登っていくと、ちょっと小高い展望台があります。
この時期、樹々の若葉が出そろい新緑がきれいなのですが、眺めはいまひとつでした。
公園の藤園を見たところです。平たい緑のところが藤棚を上から見たところになります。遠くに高千穂が見えます。
ちなみに、ここが駐車場。藤祭りの最中は、他に臨時駐車場もできるそうです。
トイレもあります。
次に、来た道を戻って犬飼滝に向かいます。滝見台。
ここから見た犬飼滝。ちょっと物足りないので滝までおります。
滝見台から10mほど離れたところから滝まで遊歩道があります。
滝までは結構な傾斜で、心配な人は自由に杖を使って降ります。
遊歩道。傾斜はありますが、道は整備されています。
近くで見ると、滝幅21.8m、高さ36.0m、滝壺幅33.4mのなかなかいい滝です。
滝の近くにある説明板。せっかくだからもっときれいにしとけばいいのにね。
この辺りは、新川渓谷温泉郷、安楽温泉、妙見温泉など温泉も豊富です。