吾平山陵(あいらさんりょう)は神武天皇の父君と母君の御陵で、全国的にも珍しい岩屋の陵墓です。また春は桜、秋は紅葉がきれいなところです。
県道544号線を南に4kmほど行くと入口の案内がありここを入っていくと駐車場があります。

吾平山上陵と鵜戸神社の由来が書かれています。正式には「あいらのやまのうえのみささぎ」と呼ぶんですね。

英語と日本語での案内です。

参道入り口。陵墓まで500mくらいでしょうか。

入ってすぐのところ、橋の手前に、ここからは宮内庁の管轄ですよと書かれています。


姶良川の渓流沿いに荘厳な雰囲気の参道を歩いていきます。この時期、河鹿蛙(かじかかえる)の声がそこかしこで聞こえます。野鳥も多く、運が良ければカワセミとかセキレイに出会えるそうです。

参道が続きます。

しばらく行くと右手の方に御手洗場があります。階段を下り、清流で手を洗い、清めてから参拝します。

川の先、左手に御陵が見えます。

参道の先に御陵が見えてきました。

御陵です。御陵へは橋を渡っていくのですが、普段入ることはできません。

岩屋の中にあるのが分かります。

訪れたのは3月22日、今年は桜の開花が早く、満開を過ぎ散り始めたところでした。参道を入ったすぐの所から見た駐車場方向の桜です。

近寄ると、姶良川に向かって咲く桜がきれいです。

駐車場の周りの桜です。いいですね。

次に鵜戸神社に向かいます。

神社の由来。

本殿。

本殿の中に飾られているおひなさま。

護国殿でしょうか。

正安の五輪の塔。700年ほど前のこの地方の勢力家のお墓との事です。

ところで、鹿児島には「姶良」と「吾平」、二つの「あいら」があり、吾平山陵を流れている川は姶良川です。成り立ちを調べてみると面白そうです。