臥龍梅で有名な薩摩川内市藤川天神(菅原神社)に行ってきました。「臥龍梅」の名称は、老木になると枝が四方に傾いていき、地面に接した部分から根付いて新たな子株となる成長の様子から、地に臥せた龍のように見えることに由来します。藤川天神の臥龍梅は菅原道真が植えた一本の梅から増えたと言われ、昭和16年に国の天然記念物に指定されています。

県道46号、藤川天神入口の案内板を入っていきます。

藤川天神の案内図。

参道に入るとすぐに西郷どんと愛犬「ツン」の銅像。

両側に梅の樹が並んだ参道、屋台も出ています。今日は平日なので少ないですが、前の休日には賑わっていたとの事です。

次の第二鳥居をくぐった先が、臥龍梅の梅園。

丸太で区切られている中に臥龍梅があります。

臥龍梅は普通の梅より開花が遅いので、訪れた時はまだ2~3分咲き程、満開まであと十日ぐらいといった感じでした。


花が咲いているところ。満開だったらきれいでしょうね。


本殿です。

こちらは緋寒桜。これもきれいですね。

藤川天神の由緒です。

道真公がこの地で亡くなったという言い伝えによるお墓もあります。

藤川天神のあるこの地帯も過疎化の影響か、鹿に梅の下の範囲の若芽を食べられる被害を受けているそうです。

ところで、藤川天神に入る案内板の手前に手造り豆腐屋さん「のぶちゃん屋」があります。興味ある方は入って見られたら如何でしょうか。

汲み出し豆腐とか木綿豆腐とか売っています。

豆腐の定食も食べられます。メニューを見ると税込1,000円でした。