蒲生から県道40号線を鹿児島空港方向に7~8km行った、姶良市・山田地区に山田の凱旋門があります。

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こんな標識が出ているのですぐわかります。

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これは日露戦争に山田村から従軍した人たちの無事な帰国を記念し、明治39年(1906) 3月に建てられた、石造の凱旋門としては、国内唯一のもので国登録有形文化財です。

構造は、石造りで、高さ4.7m、幅4.m、凱旋門上部はアーチ型に組まれ、中央に縦60cm、横121cmの石が組み込まれています。石造りの凱旋門は、鹿児島が誇るアーチ式の石橋技術を応用したもの(上記写真案内文から)。

確かに、この石造りのアーチを見ると、1993年(平成5)8月6日(鹿児島8.6水害)で流れた新上橋、武之橋、そして今は石橋記念公園に移設保存されている玉江橋、西田橋、高麗橋の甲突川五石橋を思い出します。

また、隣には西南の役の記念碑も建てられています。