山川漬を求めて、薩摩半島、指宿市山川の中園久太郎商店と内薗賢漬物店を訪れました。山川漬は鹿児島の大根を1カ月ほど天日干しし、その後杵でついて繊維をほぐし、海塩をたっぷりまぶしてかめ壺につけて半年ほど乳酸発酵させた、鹿児島を代表する漬物です。

[中園久太郎商店]
漬物工場に隣接する、直売店「かいもん市場 久太郎」です。

目の前はJR日本最南端の駅 西大山駅で、開聞岳がすぐ目の前に見えます。

店の入り口。

中に入ると、作っているお漬物の数々、山川漬のほかにもさつま漬とかいろいろあります。

食堂もあり、ちょっと一休みすることもできます。もちろん、トイレもあります。

 

[内薗賢漬物店]
国道226号からちょっと入った道沿いにある看板に従って、小さな小道を入っていくと目指す漬物屋さんがあります。工場見学可と書いてありますね。

ほんとに小さな小道で、ここが工場。外で作業していた方(おそらく社長さんと息子さんかな?)に確かめると、どうぞ中に入ってくださいとのこと。

社長さんに中を見せていただきます。
小突きといって木臼と杵で大根の繊維をほぐす道具です。

大根を発酵熟成させるかめ壺が並んでいます。

売店などはありませんが、ここで直接山川漬を買うことができます。

 

今回、二つのお店で買った山川漬です。

お話を伺うと、新型コロナの影響で、観光客が激減し、観光地に卸していた商品が出て行かず、その分来年仕入れの農家さんにも影響すると本当に困っておられました。早く収束してほしいものです。

 

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