県道37号を日置市に行くと吹上浜の近くに大きな蔵と看板が見えてくるのですぐにわかります。

道を入って100mほど行った右側に事務所、左側に蔵の入り口があります。

右側に入り駐車場の前の建屋、左側が事務所、右の暖簾がかかっているところは「こまさや」という蔵元直売所です。

写真はこまさやの中。試飲コーナーはありませんが、作っている焼酎が並んでいます。今回は前もって蔵の見学を予約していきました。初めに20分くらい正面のモニターで蔵の紹介ビデオを見ます。

いよいよ蔵を案内してもらいます。蔵の入り口。

さつま芋の袋が並んでいます。

使っているさつま芋の産地図。地元産が多く、大口地方のは有機栽培との事でした。

納入された芋は順次サイロの中に投入されていきます。

洗った芋を選別して傷んだところを磨く作業所。

芋の大きさもいろいろあり、これらを一つ一つ磨くわけですから、人力でないとできません。

小正醸造の主力商品は機械化されていて、他社との一番の違いは蒸留工程です。普通縦型ですが、ここでは横型の蒸留器を使っています。こうすることで、断面積も大きくなり均一な蒸留ができます。

蒸留工程の説明図です。

蒸留した焼酎の貯蔵タンク。

瓶詰工程。


次に、手造り焼酎「蔵の師魂」を作る「師魂蔵」を案内してもらいます。

今回は予約していったので、蔵の前に私の名前入りの「歓迎」の看板が立っていました。ちょっとびっくり。

横には、小正醸造の焼酎造りの精神を刻んだ碑もあります。

入口から見た蔵の中です。左側に麹室や蒸留器、右に甕壺が並んでいて、間で製掬用の蒸し機を洗ってました。

麹室です。


一次仕込みの甕壺。手でかき混ぜています。

二次仕込みの甕壺。発酵はだいぶ落ち着いています。

木樽蒸留器。

私が行ったとき、ちょうど蒸留機から原酒を取り出しているところでした。

今回購入した焼酎です。左から、レギュラー酒「さつま小鶴」、「蔵の師魂」、「メローコヅル」。

白麹仕立て「さつま小鶴」の裏ラベル。

「蔵の師魂」の裏ラベル。麹は黒麹。

そして「メローコヅル」。私が子供のころコマーシャルでよくやっていて、懐かしいブランドです。アメコール分は 41% ありますから、ウィスキーなみです。


丁寧に楽しく案内をしていただき、気持ちのいい蔵見学でした。

 

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