南さつま市加世田、吹上浜海浜公園近くにある蔵です。県道20号から右に少し入ったところ、看板が立っています。

代表銘柄「金峰」は南薩の名峰金峰山に由来します。


門を入っていくと蔵が見えてきます。

ここが事務所。

案内して頂いたのは蔵四代目のこの方です。写真をお願いすると、わざわざ「金峰」の暖簾を掛けて応じていただきました。
四代目は、いい麹を作るのが大事なので、麹米はタイの長粒米、さつま芋は15~20%高くても良いさつま芋を仕入れて使っていますと、お話してくださいました。焼酎造りのこだわりが伝わってきます。

お伺いしたのは11月中旬。すでに焼酎の仕込みは終わり、最後の蒸留の工程が残っているだけで、現在は麦焼酎を仕込んでいるとの事でした。
蔵の中を一通り案内してもらいます。米を蒸す機械ですね。

製掬装置。

一次仕込みのタンク。

芋を蒸す装置。

二次仕込みのタンク。

中を見せてもらうと、発酵もだいぶ静かになっています。

結構大きなステンレス製の蒸留器。

貯蔵タンクが並んでいます。

蔵の見学の後、いろいろと焼酎談議に話が弾みました。
事務所の陳列棚です。

今回購入したのはこの二本です。左が代表銘柄「金峰」。右が「天文館」。いずれも米麹にはタイ米を使っています。

「天文館」のラベルに天文館という名前の由来が書かれています。