阿久根の大石酒造です。明治32年創業からの銘柄「鶴見」が書かれているここが蔵。左に見えるレンガ作りの時計台が目印。


通り向かいには大石酒造の看板もあります。


現在の五代目代表、大石さんは、「古式かぶと釜蒸留」を再現して焼酎造りをしている方です。


かぶと釜蒸留器の説明が焼酎の箱書に書かれています。


かぶと釜蒸留法は、今でもアジア各地で使われているそうで、蔵の社員の方が撮ってきた写真を見せていただきました。


蔵の中を大石さんに案内して頂きました。生憎訪れた日はタイミングが悪く、三台のかぶと釜蒸留器はお休み中。


実際にはこんな風に使われています。


お米のドラム式蒸し器と三角屋根の製掬装置。国産米を使っています。



磨いたさつま芋。この蔵では地元でとれる「しろゆたか」を使っています。奥は現代の蒸留器。


蒸留器を上から見たところです。中に冷却用の螺旋状の管があります。


一次仕込みの甕が並んでいます。


二次仕込みの甕。


中の様子を見せていただきました。


蔵で直売もやっています。


今回買ったのは代表銘柄「鶴見」の三種・三本。左から定番の白麹造り「鶴見」、かぶと釜蒸留器で造った「鶴見」、そして黄麹造り「鶴見」です。それぞれ飲み比べて味の違いを楽しもうと思います。


かぶと釜蒸留「鶴見」の裏ラベル。


 

大石酒造のURLはこちら