大隅半島曽於市にある三つの焼酎蔵の一つ木場(こば)酒造です。東九州自動車道・末吉財部ICから車で15分ほど、宮崎県境近くにある蔵です。


こじんまりとした小さな蔵で、入口にあるようにほとんど一人の方が焼酎を造っているような「一人蔵」です。訪問したのは9月11日、焼酎造りが始まっている時期ですが、ちょっとメンテナンス中。蔵の見学はやってないという事でしたが、写真撮影無しという事で中を見せていただきました。ドラム型の米蒸し器と三角屋根の製掬装置などがあり、年間の生産量は200~300石のようです。


この蔵の焼酎は隣にある蔵のお店で購入できます。


焼酎のラインアップ。


次の三本を買いました。左から「一人蔵」、「末吉」、「高砂」です。


この蔵の焼酎だと、やはり「一人蔵」を買わなければいけません。この焼酎、よく見ると原料にさつま芋と麦を使っています。芋焼酎と麦焼酎をブレンドしていて、どうブレンドするかも一子相伝のようです。


裏ラベルです。


「末吉」のラベル。こちらは本格芋焼酎。



そして、「高砂」はアルコール分20%の焼酎です。宮崎県境に近く、霧島酒造も近隣にあることから、この濃度の焼酎を造っているとおっしゃってました。