薩摩川内市永利町の焼酎蔵で、経営は山元酒造の系列です。訪れた日は生憎、メンテナンスの工事が入っていて蔵の見学はできませんでしたが、9月から12月の間は工場見学できる様です。
こちらが蔵の外観。


中に入って、平屋の建物の所に事務室があり、小売りもここでやっています。事務の方に、蔵の見学をお聞きすると、貯蔵蔵ならという事で、見せていただきました。


「蛮酒蔵」です。わざわざ入口を開けて中を見せてもらいました。


ここでは、甕で仕込んだ焼酎を甕貯蔵しています。案内の方のお話では、「山元酒造の手造り焼酎の工程とおおよそ同じです。焼酎を造っているときにいつでも見学どうぞ。」とのことでした。


こちらは、先ほどの事務所の中。


今回はこの三本を購入しました。
左から、「貴心樹」。「貴心樹」とはオガタマの樹の事で、この酒蔵の名前ですね。また、近くの石神神社の境内にある樹齢八百余年の神木にも由来しているようです。普段飲み用の焼酎として、白麹の「永利」と、この黒麹「貴心樹」がペアでしょうか。
一次、二次仕込みとも甕仕込みの「鉄幹」。与謝野鉄幹からの命名。
甕で仕込んだ焼酎をさらに甕で貯蔵した「蛮酒の杯」。


「貴心樹」の裏ラベルです。


「鉄幹」の裏ラベル。


「蛮酒の杯」の裏ラベル。


今回は、蔵見学できませんでしたので、また次回、焼酎造りの最盛期に伺おうと思っています。

 


オガタマ酒造・その2です。

昨年(2019年)6月に訪問した後、今年(2020年)8月長崎鼻の永吉酒店でもらったビラで紹介されていた焼酎を飲みたくて、先日10月13日に行ってきました。

今回はひょっとすると蔵の見学ができるかなあと少しだけ期待して行ったのですが、新型コロナのために見学はやってませんとの事で、今回もダメ。仕方ないですね。

その代わり蔵の方といろいろお話しすることができました。
先ず、永吉酒店で購入した「無瀬の浜亀」。名前の由来をお聞きしたのですが、永吉酒店さんのプライベートなブランドで、オガタマ酒造では販売してませんとの事。「蛮酒の杯」の蔵で作っていて、黒麹でブレンドが違うそうです。

そこで今回は次の二本を購入しました。左側が飲みたかった焼酎「さつま げんち」。げんち芋という今では幻の品種の芋を使っています。昔の種芋から代々自分の農場で栽培しているそうです。


裏ラベルです。

右は「鉄馬」。歳月をかけて熟成した古酒を、さらに樽貯蔵(シェリー酒の樽と言っていた)焼酎です。
裏ラベルです。

 


新型コロナのためになかなか蔵めぐりがままなりません。後2~3年かかりそうですね。


 

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