紫尾山を望むさつま町には三つの焼酎蔵があり、そのうち軸屋酒造と植園酒造はすぐ近く、100mの距離にあります。
軸屋酒造です。緑の中に標識がありました。


中に入って、右側の三角屋根の廊下の先が事務所。


事務所の女性に蔵を見学できるか伺うと、案内してくれる方を探して連絡してくれました。ここで、焼酎の購入もできます。


この地で焼酎造りを始めた軸屋権助の名にちなんだ権之助甕蔵で案内の方を待ちます。


一次仕込みの工程から、これは米を蒸す機械。


蒸した米を麹と混ぜる製麹装置。


これらの工程はここで管理します。実際にパネルを操作して、丁寧に教えていただきました。


一次仕込みの甕壺。


ここは、さつま芋を洗って、磨いて、蒸すところ。軸屋酒造では、甕仕込みの工程と、その倍以上の量を仕込む工程の二つがあり、ここで蒸したさつま芋を両方に供給しているそうです。


蒸留器です。


できた原酒を甕で寝かせます。


次に、1.2トンの製造工程を案内していただきました。薄褐色の三つの縦型の口からコメを入れます。


米を蒸す大きなドラム。実際に動かして見せていただきましたが、なかなかの迫力です。


一次仕込みのタンク。


二次仕込みのタンク。


そして蒸留器。


蒸留した原酒に混じっている若干の不純物(?)の濾過機。


この蔵の製造工程は、一次仕込み – 二次仕込み – 蒸留 と縦に並んでいました。確かに効率的ですね。

さて、また、事務所に戻り、この三本を購入しました。左からレギュラー商品の「しびの露」。権之助甕蔵仕込み「紫尾の露」・白麹。そして右が権之助甕蔵仕込み、長期甕貯蔵「軸屋」・白麹です。


「しびの露」の裏ラベル。


「紫尾の露」の裏ラベル。


「軸屋」の裏ラベル。


軸屋酒造のURLはこちら