12月になると金柑がお店に並び始めます。鹿児島では薩摩川内市・入来(いりき)の金柑が有名です。我が家では毎年金柑漬けを作り、お正月のおせちの欠かせない一品になっています。
今年も早速買い求めて金柑漬けを作りました。入来のフルーツ金柑、サイズは4L。出始めということもあるのか、1キロ 1,600円といいお値段です。甘くておいしいのですが、さすがに金柑漬けにはもったいないので、ちょっと型落ち品の1キロ 800円ので作りました。

まず金柑に竹串で10個ほど穴をあけ、水に一晩漬けておきます。

翌朝、水煮して、半日ほど水に浸し、夕方、ざるにあけて水気をきってから砂糖で煮込んでいきます。ここでポイントの一つは、砂糖で煮込んだ後、冷めるまで蓋を開けないこと。途中で蓋を開けると金柑に皺がよりやすいといわれています。
翌朝、蓋を開けたところです。この瞬間、皺がよってませんようにとドキドキの一瞬ですね。今回の出来は、歩留まり4割弱でしょうか。

皺のよってないのを選んでお正月用と知り合いの方への贈り物にします。

試食。おいしいです。一週間ほどすると味が染みてきます。

今年もいい金柑漬けができました。