葉ランの葉ッパは料理のあしらいや生け花などで目にすることの多い植物です。抗菌作用があり、味やにおい移りを防止するのに、お重などの料理の仕切りや長手皿の敷物として良く使われていますね。
では、花の方は? 私、葉ランの花、全く知りませんでした。

鹿児島別邸の葉ランの花壇が茂っていたので、草取りしてたらこんなもの見つけました。
これは葉ラン花壇。

根元を見ると、何やら緑の球体。

アップします。直径 2cm ほど。あちこちに転がっています。

別の所を見ると、緑の球体の左に、パカッと開いた謎の物体。ネットで調べたら、これが葉ランの花なんですね。緑の球体は実のようです(周りの茶色い大豆みたいなものは隣の樹の木の実) 。

葉ランに花が有るなんて!
桜の時期に咲くようです。こうして見つけた後で周りをよく探すと、あちこちに咲いていました。
料理のあしらいや生け花にしても、どちらかというと脇役だし、葉ランの根元に土に埋もれるように地味に咲く花なので、知らない方が多いのでは。寿命が少し延びた気がしました。