高千穂の三社参り(たかちほのさんしゃまいり)とは、高千穂峡に近接する高千穂神社、槵触(くしふる)神社、荒立神社の三つの神社を巡拝することで、参拝の順番もこの通りに決まっているようです。
高千穂神社は高千穂郷八十八社の総社で、毎日午後8時~午後9時まで、境内の神楽殿において奉納される「高千穂神楽」で有名です。
表参道入口の大鳥居。
鳥居をくぐり左手の手水舎で手を清め、奥の階段を登ります。
拝殿。
拝殿横にある立派な夫婦杉の巨木。これだけでもパワースポットを感じます。
拝殿を右に回ってここが本殿。重要文化財です。上にある立派な木彫りの彫刻は、高千穂神社主祭神の三毛入野命(ミケヌノミコト)が悪神「鬼八」を退治しているところです。
隣にある高千穂遇の鎮石(しずめいし)。
神楽殿です。
入口から中を眺めます。
なかにはいって、ここで神楽が奉納されます。上の方に結界の注連飾りがはってあります。結界の中で神楽をする事初めて知りました。
槵触(くしふる)神社。
もともとは日本書紀に「天孫降臨」の地として伝わる「槵觸の峰」にありましたが、江戸時代にこの地に社殿を建立したとの事です。
大鳥居です。
本殿へは結構長い階段が続きます。
拝殿。
奥に見える本殿。
三社参り最後の荒立神社。
芸能と縁結びにご利益があるとされる神社です。
拝殿に進む前に祓いの輪をくぐってお清めします。
拝殿入り口から中を見たところです。奥にある右側の絵画は天孫降臨を、左側の絵画は天岩戸神話をあわらしています。
拝殿の左側にある神楽殿。
神社裏の境内には、心をこめて力強く7回打つと願いが叶うとされる七福徳寿板木(しちふくとくじゅばんぎ)がありました。また、干支の書かれたいくつかの板木があり、芸能上達等を願って板木を叩きながら散策するそうです。