古事記や日本書紀に書かれている、天照皇大神(あまてらすすめおおみかみ)が弟のスサノオノミコトの所業を怒りお隠れになった処が天岩戸、そして世の中から光が消え、困ったものだどうしようと八百萬神(ヤオヨロズノカミ)が集まって対策会議を開いたところが天安河原宮(アマノヤスカワラ)です。

天岩戸神社は岩戸川をはさんで西本宮と東本宮があり、皆さん行くのが西本宮です。
拝殿手前にある鳥居。

天岩戸神社の御神体「天岩戸」へは開始時間になると神職の方が案内してくれます。集合時間までの時間を見て先に天安河原宮に行ってもいいでしょう。ここから1km位、歩いて10~15分です。

拝殿です。

拝殿右側にある入口で先ず神職に御払いしてもらい中に入ります。拝殿裏に御神体「天岩戸」があり、ここは撮影禁止、遥拝殿からお参りします。天岩戸は洞窟になっていて、二度と天照大神がお隠れにならないように注連縄で結界がはってあります。注連縄についている紙垂(しで)は高千穂特有のもので、右から7本、5本、3本と奇数本。奇数なのは二つに切れない数だそうです。ちなみに注連縄はここが発祥の地と言われています。

参観コースを出て拝殿左に神楽殿があります。

結界の中で毎年11月に天岩戸夜神楽が開祭されます。

神楽殿から裏参道の鳥居を抜け天安河原宮に行きます。夏の暑い時など往復するとのどが渇くので、右側にカフェが何件か並んでいて、お客さんも良く入っています。

天安河原宮。ここで八百萬の神々が集まって知恵を絞りました。

天岩戸神話の地、いいところでした。