いよいよ熊本県から宮崎県・椎葉村(しいばそん)に入ります。まず向かったのは「椎葉型」と呼ばれる十根川伝統的建造物群保存地区と十根川神社。
急な斜面に石垣と民家が建ち並んでいます。

上の層の地面の位置は、下の層の屋根の高さより高く建っています。

上まで、民家の間を縫って、てくてくと登っていきます。

なかなか良い見晴らしです。向こうに見えるのが次に行く十根川神社。その後ろ、ひときわ大きいのが八村杉。

そうそう一番上の層にある民家にサウナがありました。2022年にクラウドファンディングでできたみたい。


集落から道を挟んで十根川神社。縁結びの神様です。

境内の八村杉は九州で一番の高さを誇り、推定樹齢800年、樹高54m、根回り19mで国の天然記念物です。
本殿と後ろの八村杉。

これが八村杉。

神社から車で10分ほど行ったところにある大久保の大ヒノキ。
うん、確かにでかい。

ヒノキの緒元。

祠がありました。これだけ大きいと、神様が宿ってますよね。

もう少し近寄ってみます。

次に向かったのは、上椎葉ダムを見渡せる女神像公園。
耳川に造られた上椎葉ダム。1955年に完成した日本で最初のアーチ式コンクリートダムです。

上椎葉発電所ダムのご案内。

ダム建設で亡くなった方たちの供養に公園に立つ三人の女神像。

次回、椎葉村中心部、鶴富屋敷とその周辺に続きます。