飫肥(おび)は伊東氏五万一千石・飫肥藩の城下町で、九州の小京都とも呼ばれています。また、日露戦争でのポーツマス条約締結に尽力した小村寿太郎の誕生地です。
飫肥城下町を散策するには有料施設入場の共通券(800円)か、有料施設の入館券と地元食べ物や手作り商品との引換券がセットになった「あゆみちゃんマップ(1,600円)」を購入するのがおすすめ。私は二人で共通券とあゆみちゃんマップを買って散策しました。
チケット販売所です。

こちらはトイレ。

あゆみちゃんマップ。


まずは大手門通りを飫肥城跡に向かいます。

城の空堀と土塁。

大手門。

本丸への石段が続きます。

本丸跡。

樹齢140年の飫肥杉が並んでいます。

松尾の丸。城の曲輪の一つで1979年に再建されました。

急な階段で登ります。

 



飫肥城歴史資料館。酷暑の中を散策した身に、冷房がありがたかったです。

明治維新で藩主伊東氏が城を出て移り住んだ豫章館。

入口。


左の玄関がお殿様用、右が身分の低い人用でしょうか。


庭はきれいに整備されています。これは枯山水かなあ。

奥にあるお数寄屋。

お城を見ておなかもすいたので、チケット売り場の隣にある、おび天本舗・おび天 蔵でおひるごはん。

あゆみちゃんチケットで名物「おび天ぷら」と「おびあげ(ごぼう入)」を引き換えました。

小村寿太郎記念館。

ここも冷房が利いていて一息付けました。

旧山本猪平家。


小村寿太郎生誕の碑がありました。

本町商人通りにある、飫肥名物厚焼き玉子の本家。

商家資料館。


チケット売り場に戻って、日南市無形文化財「四半的」も体験します。料金は大人450円、8射打てます。

飫肥藩に伝わる弓術で、射場から的まで四間半、弓矢ともに四尺五寸、的が四寸五分で、すべて四半なことから四半的と呼ばれています。

暑い中散策して大いに汗もかきましたが、飫肥城下町なかなか良いところで、楽しむことができました。