熊本県五木村でランチして歴史と文化に触れてきました。
お目当ては五木村歴史文化交流館ヒストリアテラス五木谷にあるキナイカフェ。
ここがヒストリアテラス五木谷。
民族展示室やキナイカフェ(KINAIKAFE)があります。キナイとは当地の言葉で「来ない(いらっしゃい)」ということ。
入口のメニュー。五木村の新鮮な地元素材を中心に、伝統の調理法を生かした食を味わえます。「五木の山めし膳」、これを食べたくてやってきました。調べたときは1,400円だったのが1,500円に上がってました。
「五木の山めし膳」、これを食べたくてやってきました。厨房と本日の山めし膳のメニューです。五木の豆腐団子もおいしそう。
山めし膳本日のお品書きです。
期待通りおいしいでした。羽釜で炊いたお米はお代わりできます。強いて言うと、つぼん汁はもう少し温かくてもよかったかな。これで1,500円は都会では食べられない。
ランチを堪能して、100mほど離れた「道の駅子守唄の五木」と「子守唄公園」に行きます。
道の駅子守唄の五木です。
隣で球磨焼酎も買えます。
子守唄公園の築130年超の茅葺き民家。ガイドさんが居て五木村と子守唄のことを教えてくれます。
もうすぐ5月の節句、武者人形のひな壇飾りは珍しいですね。さすが、平家の末裔の地です。
五木といえば五木の子守唄です。
山深い五木の暮らしは厳しく、幼い頃から家を助けるために子守奉公に出された娘たちが、奉公の辛さや父、母、ふるさとを思って口ずさんだ守り子自身への慰めの唄です。(五木村のパンフレットから)
五木の子守唄には70程の歌詞があり、いくつかのリズムと旋律が残されています。
私が子供の頃は
・おどまかんじん かんじん あん人たちゃよかし ・・・
・おどんが うっちんだちゅうて だが泣ァて くりゅきゃ ・・・
今は
・おどま盆ぎり盆ぎり 盆から先ゃ おらんと ・・・
さて、五木の食、ついついいろいろと買ってしまいました。
五木豆腐あれこれ。固い五木豆腐、みそ漬けした山うにとうふ、燻製とうふ、なめらかとうふ。
そば所五木のそば粉。柚子胡椒、五木地方の昔からある柑橘「くねぶ」のジュース。
山里ならではのジビエ、鹿肉のソーセージ。
もちろん球磨焼酎。
そして今が旬のわらび。
その日の夕食では、五木豆腐に柚子胡椒を乗っけて、くねぶをかけ、球磨焼酎で一杯でした。
そうそう、五木村ではバンジージャンプもできます。