里の秋です。鹿児島別邸の、間引きしたミカンの実でマーマレードを作ってみました。
一つの枝に2~3個なっているところを間引き。
まだ小さいですが、捨てるのはもったい。
半分に切ってみると、皮の部分が結構厚い。そこで、中身は絞って、オリーブオイル、塩・胡椒と混ぜてドレッシングに、外側はマーマレードを作ろうと思い立った次第です。
マーマレードを作るのは初めてですが、金柑漬けは何度も作っているので、この作り方をアレンジしました。
まず、適当な大きさに切り、沸騰したお湯で5分ほど茹で、水にとって冷まします。
これを2mm程の厚さに小さく切り、水にさらして一晩おきます。途中で水を一回替えました。ミカンの苦みを和らげます。
翌朝、1時間ほど笊に開け、水気を取ります。砂糖を加えて鍋を火にかけます。その後砂糖を、溶けた時にミカンの全部がかぶるくらいまで、何回かに分けて入れます。途中味見をして、苦ければ調整します。今回は500gくらいでした。
弱火で、50~60分くらい煮詰めていきます。ミカンが透明に柔らかくなったら完成です。
ミカン三個でタッパーいっぱいできました。
早速試食。まだ完熟前の緑色のミカンなので、マーマレード風の色ではありませんが、ん~っ、美味しい。初めてにしては上手・上手。朝の目覚ましの茶うけができました。
ついでながら、中身の方はというと、あまり果汁が絞れず、できあがり20~30ccくらい。ほとんどがオリーブオイルなので、柑橘風味のオリーブオイルとなりました。