鹿児島別邸のスモモ、今年は大豊作、生で食べるのはもちろん、スモモのシロップ、甘露煮やジャムを作って楽しみました。
いろいろと作り方はありますが、電気炊飯器の保温モードで作るのが失敗なくお手軽です。いわば低温調理ですね。
収穫したスモモを水洗いし、傷んだところがあったら取り除きます。皮と実の間に栄養があるというので皮は残したまま、ヘタも取りません。これで約800g。

砂糖の量はスモモの40%。炊飯器内釜の底の方に砂糖を少しいれ、残りを適当にスモモと砂糖を混ぜて入れていきます。


後は保温モードにして一晩、12時間程置くだけ。
12時間後です。スモモシロップと甘露煮の出来上がり。

適宜、スモモを取り出し煮沸消毒した瓶にいれシロップを口まで入れたら甘露煮の出来上がり。残ったシロップとスモモはスモモシロップとジャムにします。
シロップにする分を残し、残ったスモモの種を取って鍋で煮詰めます。私は、しばらく置いて粗熱を取ってから手袋して種を取っています。どの位煮詰めるかはお好みですが、煮詰めすぎると冷えたとき固くなります。結構ゆるゆる状態で止めれば、出来上がりちょうど良い加減の固さです。


スモモシロップ、甘露煮、ジャムの出来上がり。シロップ、甘露煮、ジャムの量の配分をどうするか考えるのも楽しみのうちです。

甘露煮はこんな感じで出来上がってます。皮はほとんどとれています。

写真に見えるように、熟成が進んだスモモで作るとディープなワインレッドに仕上がります。熟成がまだそんなに進んでいないスモモを使うとロゼとまではいきませんが結構鮮やかな赤色の仕上がりになります。これはお好みですね。味も若い方がスモモの酸っぱさが少し残るかな。