酒寿司というと、材料を揃えたり、ちょっと敷居が高そうですが、手近なものでもっと気軽に酒寿司を楽しみたいと思っています。
前回3月は、出始めの菜の花やフキで作りました。5月はきびなごとスーパーに置いてある食材で作りました。

容器は3月と同じこれ。プラスチック容器なので、地酒が外に染み出ません。海鮮丼とかちらし寿司なんかにも使えますね。ちょうどいいものがありました。

今回の具材です。お米は一合半弱、地酒、塩と合わせて二時間、ちょうどいい具合にお米がほとびています。右上から時計回りに、含め煮にしたシイタケ、近所の方に頂いた古参竹(もうこの時期鹿児島では孟宗竹の子はありません)の水煮、庭のフキの水煮、タイ、きびなご。魚はスーパーのお刺身パックを一時間ほど前に三杯酢で〆てあります。そして渦巻蒲鉾とカニカマ。

お米、具、お米、具と二段重ねにしたらいっぱいになりました。うん、美味しそう。

重しをして4時間待ちます。

4時間経ちました。

地酒をつぎ足し、重しを軽くしてさらに2時間待ちます。

2時間経ち、庭から取ってきた木の芽を上にのせて出来上がり。

小皿に取り分け、錦糸卵、白ごま、ショウガをトッピングして頂きます。

真上から撮しました。

お米が炊き上がってから出来上がるまで8時間はかかるのですが、普通に手に入る材料で作って、後は待つだけ。お気軽酒寿司如何でしょうか。フキ、タケノコ、木の芽が揃うのは5月まででしょうから、次は何で作ろうかな。